エチオピア人に英語教育について聞く
こんにちは。
今日は、エチオピア人のhiroshimaさんにお話を伺いました。
York:はじめまして。hiroshimaという名前は日本の広島ですか?
Hiroshima:そうですね。ここでのニックネームにしています。本名はheroですが、hiroshimaの方が日本人に覚えてもらいやすいかなと思ったからです。広島出身の方ともたくさん話したことがあります。
York:今のお住まいはどちらですか?
Hiroshima:私は子供の時からナイジェリアに住んでいます。今はラゴスという最も発展した都市に住んでいます。海があって、そこまできれいではないですが汚染もされていません。
York:エチオピアについて教えてもらえるでしょうか?
Hiroshima:エチオピアでは、英語を話せる人は少ないです。エチオピアという国がアフリカにおいて植民地化されていない珍しい国だからです。
York:植民地化されなかったことと、それゆえに今もなお英語が普及していないことと、どちらが良いと考えますか?
Hiroshima:うーん、私にとっては英語が話せるほうが大事です。これから、アフリカはもっと発展していかないといけませんが、そのために英語は必須です。
York:なるほど。ナイジェリアは安全ですか?
Hiroshima:ナイジェリアの北にはニジェールというイスラム教の国があります。ナイジェリアでも北の方は危険で、誘拐などが多発しています。
メモ:
エチオピアはアフリカ最古の独立国および現存する世界最古の独立国の一つです。伝説では、ソロモン王とシバの女王の子供であるメネリク1世により建国されたとされており、紀元前より続いていたソロモン王朝は日本の皇室と並んで世界最長級の歴史を誇ると言われていましたが、1974年の社会主義革命によって廃されてしまいました。
ソマリ人の反政府闘争、旱魃、オイルショックによる物価高騰などが引き金となり、最後の皇帝であるハイレ・セラシエ1世は1974年9月に軍のクーデターによって逮捕・廃位させられました。
エチオピアではエチオピアから独立したエリトリア、隣国のソマリアと共にブラックアフリカでは唯一、非欧米系の自国語が共通語、政府の作業言語として機能している国です。
また、中国側からインフラ投資を通じて一帯一路のモデル国家として称賛を受けている国であり、エチオピア初の環状道路と高速道路などエチオピアの道路の7割を中国は建設したとされ、さらに初の風力・水力発電所や初の工業団地、初の人工衛星の打ち上げ、ダム、ナショナル・スタジアム、ジブチ・エチオピア鉄道とボレ国際空港の近代化、携帯電話工場、全土の通信網の整備などなど中国からの様々な援助を受け入れ、このことからエチオピアは「アフリカの中国」と呼ばれることもあります。
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