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南アフリカで最も危険な街 ヨハネルブルク

こんにちは。
今日は、南アフリカの34歳女性Daniさんにお話を伺いました。

 

York:お住まいはどちらですか?

 

Dani:ヨハネルブルクです。ジョナスバーグと我々はいいます。

 

York:危険な街だと聞きましたが、実際はどれほどでしょうか?

 

Dani:私は郊外に住んでいるので、まだましですが、一人での外出はあまりしません。できるだけ家にいます。

York:アメリカでは銃があるので、発砲はせずとも、それを利用した強盗や恐喝が多いです。車が動かなくなって困ってそうなので声をかけると、急に銃を出されてそのままATMまで連れていかれる事件が近所で最近ありました。

 

Dani:こちらも同じです。こちらの場合は、親切に、丁寧に、かばんを渡せと言ってきます。それに従わないと、その次に銃が出てくることを皆知っています。なので、そういう時は逆らわずに渡すようにします。

York:皆生命保険には入っていますか?

 

Dani:入っていますね。

 

メモ:

 南アフリカ共和国は都市部での犯罪性向が強く、ヨハネスブルグは、世界の中で治安の悪い犯罪多発都市の1つとされています。被害者の数の多くはギャング同士の抗争や酒場での喧嘩が原因のようです。そして、ヨハネスブルグでは昼間であっても、犯罪多発地区への立ち入りは非常に危険であるとされています。

 とりわけヨハネスブルグの中央部ではどの店でもショーウィンドーには鉄格子が据え付けられており、有刺鉄線を張り巡らされた店もあります。

 
 

 背景として、アパルトヘイト廃止後、職を求めて国内からは元より、国外からも不法入国者を含めて、多くのアフリカ系黒人とカラードが一挙にヨハネスブルクへと流れ込みました。しかし、当時の黒人に対する教育環境は非常に貧しく、小学校の知識すら有さない者が多くいました。こうした初等教育すら受けていない黒人達が高層ビルの林立する近代都市で職を得ることは難しく、結果的に、一部の者を犯罪へ駆り立て、多くの犯罪組織が作られることとなり、治安が急速に悪化したといわれています。

 

引用:
 

ja.wikipedia.org