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南アフリカでの暴動

こんにちは。

今日は、南アフリカの32歳女性、Daniさんいお話を伺いました。

 

York:南アフリカでの暴動のニュースを聞きましたが、今の情勢について教えてください。

 

Dani:ズマ前大統領の拘束が原因で暴動が起こっています。ヨハネスブルクを中心に社会は混乱しています。

 

York:それだけ人気のある大統領だったのでしょうか?

 

Dani:彼自身人気があるというか、部族の意識の問題です。南アフリカには11の部族がいて、彼の出身部族(ズールー族)が彼を応援しているということです。

 

York:なるほど。犯罪は増えていますか?

 

Dani:そうかもしれませんね。モールなんかで商品が盗まれたりしています。この事件の前から、南アフリカではお金を持ち歩くと危険なので、クレジットカードや電子決済をすることがあります。パン程度であれば、お金で払いますが。

 

York:なるほど、テクノロジーが進んできているわけですね。本屋さんはありますか?

 

Dani:一般的に読書は電子書籍を携帯(主にIphoneかgalaxy)でみている人が多いです。わたしはハードの本が好きですが。ちなみにAmazonで買い物もできます。

 

York:このタイミングでコロナウイルスの感染拡大も起こっていると聞いています。

 

Dani:そうですね。一月ほど前より、南アフリカでは学校がまた閉校になりました。学校はオンライン学習なので、私はまた子供の勉強を教えています。

 

メモ:

 南アフリカでの暴動は7月初めに、ジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)前大統領が汚職調査への協力を拒否したとして禁錮1年3月の有罪判決を受けて収監された翌日に始まり、略奪や放火が拡大しました。

 アパルトヘイト(人種隔離政策)の撤廃後では最悪の騒乱に発展し、7月23日点では377人の死者が出ています。

 南アフリカは黒人、白人、インド系などが暮らす多人種国家で、少数派の白人が支配したアパルトヘイト(人種隔離政策)が1990年代に撤廃された後、黒人が主体となった政府は多人種共生を掲げて人種間融和に注力してきましたが、今回の暴動で暴徒の多くが黒人であることから、黒人とインド系住民が相互不信を募らせており、再度、人種対立に発展しかねないとの懸念があります。

 

引用:

www.yomiuri.co.jp