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アフリカの男女平等についてケニア人に聞く

こんにちは。

今日は、ケニア人の25歳女性Foraさんにお話を伺いました。

 

York:アフリカでの男女平等について教えてください。

 

Fora:アフリカは男性社会です。女性は男性の前ですすんで色々やることが出来ませんね。

 

York:それはなぜだと思いますか?

 

Fora:わかりません。例えばですが、アフリカでは子供がたくさんいます。1家庭に6人とか7人ですね。彼らのうち、学校にいけるのは男の子が優先されます。学校は無料ではないので、全員を活かせることは出来ないのです。

 

York:義務教育ではないのですね。

 

Fora:そうですね。そして、学校に行かない女の子たちは家で下の子の面倒をみたり、家事をしたりしています。

 

York:教育を受けるのに差があるようですね。

 

メモ:

 女性が男性より高等教育までを含む教育年数を上まわる国はありません。欧米ではその差が小さく、アジア、アフリカではまだまだ大きい隔たりがあるとされています。これは決して女性の知的能力が男性に劣るというものではありません。教育を受ける機会が社会的要因によって女性に対して制限されている結果であると考えられています。アメリカでは、黒人女性は黒人男性よりも大学を卒業している割合が高いというデータもあります。

 男女平等を推し量るのにジェンダーギャップ指数があります。2021年時点で、日本が120位に対して、ナミビアは6位、南アフリカは18位です。Foraはアフリカ全体が進んでいないと言いましたが、地域はあるようです。日本でも男女不平等が指摘されて久しいですが、この5年で日本はさらに順位を10ポイント落としています。特に、国会議員、政治家・経営管理職、教授・専門職、高等教育(大学・大学院)等、社会のリーダーシップを発揮すべき分野で、男性優位が強く、ダイバーシティは評価が著しく低い状態がずっと続いています。

 

感想:日本の男性はこれ以上、仕事をするのではなく、家事育児を頑張ることがまわりまわって国を発展させることになると思いました。

引用:

sustainablejapan.jp