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ニュージーランドのコロナ対策と80年代生まれの女性首相

こんにちは。
今日はニュージーランド出身のAlexa君に、ニュージーランドのコロナ事情について教えてもらいました!

 

York:ニュージーランドはコロナ対策ですごい成果をあげていますね。

 

Alexa:はい、ニュージーランドはコロナウイルスが拡散しないように、まずWHOの指示に忠実に従いました。

 

York:感染拡大を予防するのにニュージーランドに特別な利点があったと思いますか?

 

Alexa:この国の人口が500万人程度である、大きな国際空港が一つしかない、都市と都市が山で隔てられている、、道の本数が少ない、などがコロナ制圧に効果があったと思います。

 

York:今は住んでいるのはどちらですか?

 

Alexa:私はフィリピンに住んでいます。企業の駐在です。

 

York:今、ニュージーランドに帰るとなるとどういう手順になりますか?

 

Alexa:空港につくと軍が警備するホテルで2週間隔離されます。その後、やっと出ることが出来ます。

 

York:フィリピンではコロナ対策として厳しい措置が取られていますか?

 

Alexa:私の住む町では公共の場所でマスクをしないといけないけれど、それを破ると10日間は刑務所に入らないといけません。銃を持った軍が路上で目を光らせています。

 

York:大変そうですね。今のところニュージーランドには帰る予定はありますか?

 

Alexa:私は今ニュージーランドに帰ることはできますが、今度こちらに戻れるかが分からないので行く予定はないです。

 

メモ:

ニュージーランドはパンデミック(世界的流行)の初期、国内の感染者が数十人の時点で、世界でもいち早くロックダウンを実行しました。国境を封鎖し、渡航者全員を強制隔離し徹底的に接触者追跡を行いました。2020年8月『経路不明の感染者が4人』確認されただけで、最大都市オークランドがロックダウンされ、その対応の早さは日本国内でも報道されました。それらの判断は全て40歳の女性首相、ジャシンダ・アーダーンによるものです。現在は、すべての規制が解除され、マスクどころかソーシャルディスタンスさえ推奨されない、平常の生活が戻っているようです。しかし、原因不明の新規感染者が現れると、その都市は数日間のロックダウンが施行されています。現在も、海外からニュージーランドに帰国される場合は、入国後14日間の強制隔離が行われています。

 

ja.wikipedia.org

ニュージーランドが「コロナ第2波」に勝利、オークランドで制限解除 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)


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