インディアンがアメリカに想う事
こんにちは。
今日は、インディアン、スー族の65歳男性、Lacoさんにお話を伺いました。
York:アメリカという国についてどう思いますか?
Laco:白人たちは、この地に来て、我々から多くのものを奪いました。最初は、彼らは何も持たずにこの地を訪れ、暑さや食料不足に困っている彼らを我々は救いました。
York:それが、サンクスギビングの由来ですよね。あの時、助けてくれてありがとう、という意味の祝日と聞いています。
Laco:しかし、彼らはその後、我々の土地をどんどん奪い始めます。抵抗すれば、殺されました。事実多くの人が殺されているのです。我々の住んでいたバッドランズというエリアには今もインディアンの場所があります。白人のエリアは観光地で多くの人が訪れますが、インディアンのエリアのバッドランズの方がとても綺麗です。
York:バッドランズは私も行きました。とてもきれいな場所でした。今のインディアンの暮らしはどうですか?
Laco:我々は連邦政府が指定した、保留地で暮らしています。未だに電気もあまり使わない生活です。保留地は誰でも入ることが出来る場所ですが、目を引くような特別なものもありません。
York:今は、インディアン・カジノが流行っていると聞きました。そしてインディアン社会全体は豊かになってきているけれど、格差も広がってきていると。
Laco:そうですね。今はまた変わってきています。