DMM英会話で知る世界の国々

30代、在米、ニューロサイエンス研究、精神科医が考える世界を学ぶ最も良い方法

パキスタンでコロナワクチンにまつわる噂

こんにちは。

今日は、パキスタン人の36歳女性、Samanoさんにお話を伺いました。

 

York:はじめまして。

 

Samano:アメリカでコロナのワクチンはもう受けましたか?

 

York:2回目を今日受けました。少し肩が痛いです。前回もその程度でした。

Samano:そうなんですね。パキスタンでもワクチン接種が始まりました。チップが政府によって埋め込まれているという噂がありました。そんなことは誰も信じてはいないですが、腕に磁石を近づけるとくっついたとか、色々言われています。

 

York:そういう噂が出るのは驚きです。町の中で監視カメラは多いですか?

 

Samano:あります。CCDカメラがたくさん。でも、多くはスピード違反や駐車違反をひっかけたりするためのものですね。この国では道路交通法を破ると重い罰金が課されます。

 

York:アメリカも路上ビデオはありますが、それでスピード違反が取られるのは一般的ではないですね。日本では一般的です。アメリカでは、パトカーや覆面カーに乗った警官が直接スピード違反の現場を押さえています。私も1度経験があります。面白かったのは、罰金を支払うに同意するか、裁判するかを選べることです。実際、裁判になると、明確な証拠がなくこちらが勝つこともあるそうですが、裁判自体に費用と時間がかかるので、ほとんど行われることはありません。ですが、確かに警官の一方的な「スピード違反」という判断だけで、罰金が課されるのは公平ではないですよね。そこにちゃんと裁判という選択肢も提示するのが、日本と違う文化だと感じました。