アフリカで最も面積の小さい国 ガンビア
こんにちは。
今日はガンビアに住む21歳男性のEkhaさんにお話を伺いました。
York:はじめまして。ガンビアについて少し教えてください。
Ekha:この国はアフリカでもっとも面積の小さい国で、セネガルにほとんどを取り囲まれています。砂漠はないので、気候的には住みやすい方です。
York:セネガルとの関係は良いですか?
Ekha:いいですね。彼らはフランス語を話し、我々は英語を話します。彼らの方が多いので、我々はフランス語も多少わかります。国と国の行き来は多いですね。
York:Ekhaは普段は何をしていますか?
Ekha:私は学校に行って、土木建築を勉強しています。将来的にはその仕事に就きたいと考えています。まだこの国には建物が不足しています。
York:なるほど。ちなみにこのオンライン英会話はどれくらいやっていますか?
Ekha:2年です。週6回やっています。
York:コロナウイルスでオンライン英会話の生徒数は増えましたか?
Ekha:個人的には増えたように思います。
York:ありがとうございます。逆に日本の事で何か知りたい事などあるでしょうか?
Ekha:コロナウイルスのワクチンは日本ではスタートしていますか?
York:医療関係者や高齢者など一部の人間は接種していますが、まだ全体の1割も2回接種していないと思います。
Ekha:なぜそんなに遅れているのですか?
York:日本は、日本国内での臨床治験が完了しないと新薬を使うことができません。そして、その治験自体もあまりスムーズに組まれていなかったと聞いています。
Ekha:東京オリンピックは行われるでしょうか?
York:物議をかもしてはいますが、結果的には行われると思います。IOCはやると言っていますし、日本自らがやらないとは言えないお金の事情もあるからです。
メモ:
ガンビアは1982年にセネガルと国家連合を形成しますが、セネガルに飲み込まれ独立が失われるのを恐れたため関係性が悪化し、1989年に連合が解消されます。その後も1970年以来続いていた長期政権(ジャワラ政権)による腐敗が進み、国内の不満が高まり、1994年に29歳軍人のジャメが無血クーデターを起こします。しかし、そのジャメも同性愛者に国外退去を求める、魔術師狩りを行う、イギリス連邦から脱退して英語を公用語から外す、自作のハーブからなるエイズ「治療薬」を患者に服用させるなどの、暴政を重ね、2016年に選挙で敗けました。退任を拒否して軍を配備させましたが、他のアフリカ連合軍による軍事介入が表明されたため、赤道ギニアへと亡命しました。
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