レソトという南アフリカ内部の国
こんにちは。
今日はレソト人の34歳女性Deekayさんにお話を伺いました。
York:初めまして。レソトは南アフリカの内側にある国ですね。
Deekay:そうですね。私はこの国が大好きです。
York:南アフリカとはまた違う国だと思いますが、どういう点があるでしょうか?
Deekay:南アフリカに比べて平和で、家族の結束がとても強いです。南アフリカはすでに先進国ですが、レソトは発展途上国です。とても貧しいです。
York:福祉はどうですか?
Deekay:教育も医療も高額です。私は34歳ですが、子供が6人いるのでお金がかかりますね。
York:今も子供は1家庭6人が平均ですか?
Deekay:そんなにいませんね。平均は2人くらいだと思います。
York:趣味はありますか?
Deekay:わたしは旅行が大好きです。ボツワナとスワジランドとモザンビークに行ったことがあります。一番良かったのはモザンビークです。海がとてもきれいでした。
York:コロナの状況はどうでしょうか?
Deekay:コロナの状況は南アフリカと同じく厳しい状況です。仕事のため多くの人が国教をまたいでいますが、国をまたいだ際の隔離のルールをみんな守っていません。
メモ:
レソトはレソト王国が正式名称であり、「レソト」とは「ソト語を話す人々」という意味があります。この地域は砂漠に住む狩猟採集民族で「地球最古の人類」として有名なサン族のかつての居住地でしたが、バントゥー系ソト族に16世紀に駆逐されました。レソトは、周囲を南アフリカ共和国に囲まれた内陸国です。いったん周囲の南アフリカ共和国を経由しないと行き来できない地域すらあるため、「アフリカのスイス」ともいわれています。国家元首は国王であり、王位はセーイソ家による世襲制です。
教育に関しては、1966年の独立直後から特に初等教育に力を入れており、教育の男女格差が最も少ない国家の一つとされています。なお、2015年時点で国家全体の識字率は79.4%です。特筆すべきは女性の識字率は88.3%に達するのに対して、男性の識字率は70.1%にとどまっていることです。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者は1990年代以降激増し、国民の約1/4がHIV感染者です。そのため、2019年時点で平均寿命は50.7歳(男性:47.7歳、女性:54.2歳と世界で最も低く、成人死亡率が世界でもっとも高い国となっています。
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