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30代、在米、ニューロサイエンス研究、精神科医が考える世界を学ぶ最も良い方法

インド コロナウイルス第二波に対応できず

こんにちは。

今日はインドに住んでいる32歳女性のAnnさんにお話を伺いました。

 

York:今コロナが大変ですね。

 

Ann:そうです。選挙前なので、一層ソーシャルディスタンスを取ることが難しくなっています。とても悲しいのは赤ちゃんが死んで行っているということです。彼らはマスクをすることができません。重症化したICUに親は入ることもできず、抱くこともできません。とても悲しいことです。

 

York:ワクチンはどれくらい浸透しているのでしょうか。例えばAnnさんは打たれましたか?

 

Ann:いいえ。まだ、ワクチン接種は45歳以上が条件です。5月1日から18歳以上に引き下げられますが、もうすでにワクチンの在庫がありません。そのため、どうしようもないです。なお、ワクチン不足はカーストを超えた問題です。イスラエルのようにワクチン接種率が高く、マスク着用から解放された国がとても羨ましいです。

 

メモ:3月下旬からの感染者急増の背景としては、防止対策の緩みや、ヒンズー教の祝祭への数百万人の参加、「二重変異」株を含む変異株の出現が挙げられています。インドの病院では、医療用酸素を待つ間に多くの人が亡くなっており、集中治療室の病床は99%以上埋まっています。火葬場は処理できない遺体をそのまま何時間も外に置いているという状況のようです。