金を背景に成長するキルギス
こんにちは。
今日は、キルギス人のPabuloさんにお話を伺いました。
York:キルギスではどちらにお住まいでしょうか?
Pabulo:私は首都のビシュケクに住んでいます。こちらでは銀行で投資や経済マネージメントの仕事をしています。
York:キルギスは資源が豊かな国なんですね。
Pabulo:そうですね。キルギスは金やブラックストーンが採れる国で、多くの投資家がこの国を訪れます。私は彼らと話をするので仕事の性質上英語が使えます。
York:経済と生活の質が向上している感じはありますか?
Pabulo:あります。この国は毎年成長しています。他に、技術として、浄水技術が高いと言われています。中国との国境に天山山脈があり、ここから水が川となって出てきますが、良いミネラルウォーターが取れます。
York:なるほど。その帽子は何ですか?
Pabulo:これはキルギスで伝統的なカルパックという帽子です。国の記念日や結婚式、葬式など儀礼の場ではこの帽子を被ります。また、他国の人に敬意をあらわすためにこの帽子を見せるという習慣もあります。キルギスでの歴史は約2000年続いています。
York:大事な帽子をみせて頂き、ありがとうございます。
メモ:キルギスの経済は農業および牧畜、鉱業が主体です。1997年に採掘がはじまったクムトール鉱山は、世界屈指の金鉱山です。また水銀(ハイダルカン鉱山)は2002年のデータで世界第3位の産出量を誇っています。これらはキルギス経済を支える重要な鉱山です。