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30代、在米、ニューロサイエンス研究、精神科医が考える世界を学ぶ最も良い方法

オーストラリアのコロナ感染対策

こんにちは。
今日は、オーストラリアのメルボルンに住む25歳女性のAnaさんにお話を伺いました。

 

York:はじめまして。10年ほど前にシドニーに住んでいたことがあるのですが、その時にメルボルンは一度訪れたことがあります。きれいなヨーロッパ風の街並みと大きなカジノが印象的でした。

 

Ana:そうなんですね。私はモナシュ大学でニューロサイエンスの研究をしています。昔はシドニーにも住んでいました。元の出身はトルコです。

 

York: オーストラリアはコロナ対策がうまくいっているようですね。

 

Ana:そうですね。ここメルボルンはオーストラリアの中で最もコロナの感染者がいました。しかし、厳しいロックダウンが敷かれて、今は新規発症者は非常に少ないです。公共交通機関を使用する際はマスクの使用が必要ですが、公道ではつけなくてもよくなりました。

 

York:ロックダウンの内容はどんな感じだったんですか?

 

Ana:まず、自宅から5kmとか一定の距離以上、自由に離れることができませんでした。そして、総外出時間も1日2時間とか決められていましたね。

 

York:今まで私が聞いた中では一番厳しいですね。さすが、全豪オープンを行った場所ですね。

 

メモ:2020年の夏のピーク以降、オーストラリアのコロナウイルスの良好なコントロールは高く評価されています。その結果、2021年2月、メルボルンではテニス4大大会の全豪オープンが、厳重な新型コロナウイルス対策下で実現しました。一般の旅行客はまだ入国が許されていないですが、62か国から総勢500人弱の選手を受け入れました。一部の感染者との接触が疑われる選手には厳しい隔離が行われ公平性には課題を残しましたが、2021年夏の東京オリンピックへの大きなヒントを与えたと言われています。