ジョージアの若い女性がロシアに対してもつ感情
こんにちは。
今日はジョージアの23歳女性のIionさんにお話を聞きました。
York:ジョージアの事についてあまり詳しくありません。英語は普及しているのでしょうか?
Iion:英語は公用語ではありません。私はアメリカのインディアナポリスに1年、交換留学生として滞在していたので、英語が話せます。ジョージアにはジョージアの固有の文字があります。隣国のロシアやトルコとは完全に異なるものです。
York:メインの宗教はなんでしょうか?
Iion:正教会です。これはロシアなどでも一般的です。
York:ロシアとの関係はどんな感じですか?
Iion:ロシアは今もこちらに攻めてこようとしています。そのことで私たちは不安を感じています。政府も同じで、高校卒業後は男子は徴兵され、軍でトレーニングを受けます。私は今のロシアのプーチン大統領は好きではないです。
メモ:
ジョージアは英語読みの国名で、日本では2015年までグルジア(ロシア語)と呼ばれていました。古来から数多くの民族が行き交う交通の要衝にあり、幾度もの他民族支配にさらされてきた歴史があります。かつてはソビエト連邦の構成国の一つでしたが1991年に独立を果たします。その後は、強い反露感情から、様々な方面でロシアと対立路線をとっておりました。2008年に勃発した南オセチア紛争を機にロシアとの敵対関係が決定的なものとなり、いまだに終結には至っておりません。ソ連が解体され、反露路線をとる国は、ポーランドやウクライナ、バルト3国などがあり、ジョージアと連携し、親米、親欧、親イスラエルの路線を歩んでいます。一方、ロシアにとっては中央アジアの原油を確保しするうえでジョージアは重要な国家であると位置付けられています。
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